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勝手に解剖学ブーム

今日も元気に胃が痛いです。

最近、胃の調子が良ろしくない。
むむむ~胃・・・胃・・・胃・・・。
そういえば、胃って胃の上の方を胃底って言うんですよね。
なぜか今だにコレが覚えられなくて、困っております。

胃ってキャベ○ンのCMみたいにいつも膨らんでいるのかと思ったら
実はそうではなく、ただの袋だったと臨床に出てから知りました。
その時の失望感といったら・・・胃、可愛くない(噴)。

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「解剖学は描いて覚えろ!何も見ずに全部描けるようになれ」
学生時代に解剖学の先生からそんなことを言われたので
なんだかんだと臓器を描いているような気がします。
よく考えれば、気持ち悪いし、普通の女の子はこんなことしない・・・。

現在はmy解剖学ブームの波が到来中です。骨がお気に入り。

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大腿骨・・・カッコイイ・・・(惚)

眺めていると案外楽しい解剖学のテキスト。
脊柱の骨をみて「きゃVv可愛い!」とか言っていたら
友人にまるで可哀相な子を見るような目で見られてしまいました。
だって、下の絵のようにみえるんですもん。

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いかんせん、目が病気ですね・・・。

それにしても、なぜこんなに胃の調子が悪いのか・・・。
アイスクリームの食べ過ぎが一番有力な原因だと思うのですが。

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看護と援助と支配性

「きいてください、看護婦さん・・・」

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この文章を、看護師さん達の多くはご存知だと思います。
トラベルビーの「人間対人間の看護」の冒頭で紹介されているものです。
「きいてください看護婦さん」でネットで検索すれば、絶対にでてくるので
知らない方はぜひぜひ読んでみていただきたいと思います。

・・・しかしこれ・・・今考えても、相当怖いですね。
初めてこれを読んだ時、すごい恐ろしいミステリーを
読んでいる気分になったのを覚えています。
そのくらいゾクッとさせられる文章なのです。

援助ってなんでしょうか?看護ってなんでしょうか?
この文章を読み返して、改めて考えてしまいました。

愛と憎しみは裏表とか、生と死は表裏一体とか言いますが
「援助」と「支配」も結構紙一重のところにあるのではないかと思うのです。

援助というのは、つまり「助けること」
英語ならば、[help][assistance][aid][support]といったところでしょうか。
助けること・・・つまりその人の助力です。できないところを補う。
代わりにやってあげてしまうことではないのです。

でもその助力加減がわからないと大変なことになる!!!

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「きっとこうだ」「そうに違いない」と援助者側が思い込むことによって
援助される側は思わぬ支配をうけることになります。
本当はそうではないのに、援助という”善意の行為”を前提に
被援助者は支配され、援助者からコントロールを受けることになるのです。

これはよく考えたら、ものすごい恐ろしい構図だと思うのです。
援助者が意図的にそれを行うならば
それは許されることではないですし、倫理に反します。
でもこれは援助者が意図を持たず、無意識的に行われる可能性があるのです。
そう、「思い込み」や「勝手な判断」というものによって。
それも”善意”の思い込みや判断によって。

たぶん私はこれに近いことをやっていたことがあるのではないかと思います。

患者さんに良かれと思って「きっとこれはできないから私が手伝おう」と思い
患者さんに援助することによって、本来患者さんができたであろうことが
できなくなり、自立を阻害する援助をしていたことがあるのではないかと思うのです。

患者さんの本当のニードを見失った時の援助は
凶器であり狂気だと思います。

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もちろん援助する場合、全くコントロールや統治(つまり支配)がないと
いうことはないのだと思います。
ある程度のパターナリズムだって必要な時があると思います。

でも・・・
援助がうまくいかない時はもちろん
援助がうまくいっている時こそ
立ち止まって考えたいと思います。

「果たして今の援助は、私の思い込みではないのだろうか?」
「果たして今の援助は、私の自己満足に終わっていないのだろうか?」

専門職としての立ち位置、患者さんとの関係性、個人としての私。

考えれば考えるほど、看護って何だろう・・・という問いに
ぶつかってしまいます。
そして考えれば考えるほど、よく分からなくなってしまいます。

私の尊敬する先生が
「看護とは・・・と問い続けることができる人こそある意味プロフェッショナルであり
これが答えだと思って問い続けることを辞めた瞬間、その道から降りたことになる。
専門職とはそのくらい厳しい職業である」と言っていましたが・・・。

私にはちょっとそれは無理だなぁ~
そんな苦しいことできんな~
答えがあるんなら早く欲しいなぁ~
・・・所詮、ワタクシは凡人である・・・と思う夜なのでした。

実習うさぎ【初日編】

みなさま、こんばんは。
本日から3回シリーズで看護学校1年生、初実習の様子をお届けします。
ちなみに昨年度の状況を想起しての記事ですので、鮮度が落ちております。
夏前にやってくるであろう、うさぎさんハリケーンの心的予防措置です。

1年生の初実習!ドキドキですね!
でも見ているほうも、ある意味かなりドキドキです。

ただ単に実況中継しても私の文章力ではどうにもなりませんので
「めだかの兄弟♪」の歌の力を借りて、シンプルにまとめてみました(呆)
シチュエーションが伝わるか、はなはだ疑問ですが
興味のある方は、どうぞ「めだかの兄弟♪」のフレーズでお願いします。
♪めだか~の兄弟が か~わの中♪ってやつです。

♪ズンチャッチャ~♪ズンチャッチャ~♪

_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-( ・(ェ)・ )-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_

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♪うさぎのメンバーが~病棟~で~♪
♪患者に会ったら なんて言う~?♪
♪はじめの挨拶 なんて言う~?♪
♪無難なところで 自己紹介~♪

患者さん「・・・・・・・・」
うさぎさん「・・・・・・・・」

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♪無言~無言~無言~ごんごん♪
♪無言~無言~無言~ごんごん♪

♪あんなに必死で~いたのに~♪
♪結局 むご~ん♪スイスイ♪

実習の始めには、受け持ち患者さんへご挨拶があります。
これが実習が初の1年生うさぎさんにとっては、かなり緊張するデキゴトみたいです。
簡単な自己紹介とよろしくお願いします!ぐらいでいいのに・・・と思うのですが
なんだか妙に考えてしまって、セリフをメモに書いたりしているうさぎさんもいます。
そしていざ、患者さんを目の前にすると、そのセリフは飛んでしまい
お互いに照れ笑いしながら「無言」という状態になったりします(笑)


♪ズンチャッチャ~♪ズンチャッチャ~♪

_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-( ・(ェ)・ )-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_

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♪受け持ちうさぎが~病室で~♪
♪足浴(ソクヨク)するのに なんて言う~?♪
♪患者になんて~声かける~?♪
♪ケアの説明 なんてする~?♪

♪オロオロ・・・オロオロ・・・オロオロ~オロオロ♪
♪ア~ノ~・・・ア~ノ~・・・ア~ノ~ア~ノ~♪

♪だけどいつまで経っても~♪
♪オロオロするだけ♪スイスイ♪

先生うさぎ「お湯が冷めてぬる~いっ!汲みなおしてらっしゃい!」

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患者さんにどうやって声をかけたらいいか・・・で悩むうさぎさん達。
「足浴の目的をきちんと患者さんに説明しなさい」なんて言われているから?
そもそも患者さんのベッドのカーテンの中に入っていけないうさぎさんがいて
それはそれで驚きです。もっと構えずにどうぞ・・・と思うのですが。
先生うさぎがハラハラしながら見守っているのがなんとも微笑ましいのです。
でも、あまり時間がかかると、先生うさぎがキレます(笑)

♪ズンチャッチャ~♪ズンチャッチャ~♪

_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-( ・(ェ)・ )-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_

♪受け持ちナースへの 報告で~♪
♪観察したこと なんて言う~?♪
♪ケアをしたこと なんて言う~?♪
♪どこから何を 報告~?♪

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♪バイタル・・・変わらず・・・元気~です~♪
♪足浴・・・しました・・・きれいです~♪

♪だけど受け持ちナースは~♪

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ナース「幼稚園児じゃないんだから、もっとちゃんと報告してよね!」

♪ばっさりダメだし~!スイスイ♪

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自分の行ったケアや観察についての報告は、とっても大切です。
1年生うさぎさん達は一生懸命伝えますが、なんとも的を得ない・・・。
たぶんナースさんから「バイタルの値は?」「元気ってどうやって判断したの?」
「足浴の時、何を観察したの?患者さんの反応はどうだったの?」などなど
いろいろなことを突っこまれていると思います。
でもその突っこみどころこそ報告して欲しいところなんですよ~。

こんなことを乗り越えて行くわけです。
落ち込むこともあると思いますが、うまくいかなくても大丈夫。
これからいろいろ覚えていけばいいんです。
最初からパーフェクトにできたら学生やってる必要がありません。
だから、一つ一つ大事にして積み上げていってくださいませ。

そして、うさぎさんハリケーンを受ける側のみなさま。
お互い、頑張りましょう!960ヘクトパスカルです。

採血もできないの?

みなさん、ご存知ですか?
すべての救命救急がそうなのかはわかりませんが
少なくとも私の働いていた救命救急では、看護師は
【採血】
というものを行いませんでした。

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いやいや、正確にいいますと、患者さんに直接針を刺す採血がないのです。

患者さんにはAライン(動脈ライン)が入っていて、採血はそこから
動脈血を採取する方法で行われていました。
そんなわけでワタクシは、看護師○年目にもなって
実は採血経験がほぼゼロだったのです。

救命救急を辞めて、某病院でアルバイトをした時の最大級の問題!
それは≪採血をやったことがない≫という事実でした。

アルバイトは夜間救急と内科外来の混合の場所。
患者さんがくれば、採血、採血、採血。
そして静脈ライン確保、確保、確保(泣)

普通の健康な人の血管であれば、たいていの人は何とかなります。
(看護学生さんだって授業とかで習って、一発で採りますから)
でも、病気の方の血管は一筋縄ではいかなかったのです。

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すごく肥厚して硬くなってしまっている人、血管が全然行方不明の人
浮腫んでいて取りにくい人、親指と人差し指の股の血管しか見えない人
血管は見えているのに針を刺すと血管が破けて出血してしまう人
なんでこんな人ばっかりなんだ~!!!

そして内科のオバチャンナースのトドメウチ!
「○年も看護師やってて、採血の1つも満足にできないんじゃね~」
もう、悔しくて、恥ずかしくて、患者さんに申し訳なくて
すごくツライ思いをしたことを覚えています。

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でも、この嫌味なオバチャンナースの言動がとても役に立ったのです!

「ヘタクソね。それ持ち方がおかしいんじゃないの?」
「また失敗したわけ?まったく何度同じ人失敗するの?」
「あ~もう、ぎこちない。見てて不安になるのよね。」
・・・そうか、他人にはそう見えるくらい自分の採血は不安定なんだ。
まずは自覚。救急でやっていたプライドは捨てて、ヘタクソを自覚。

「あんたさ、ああいう血管は絶対に正攻法で刺してもダメなのよ」
「ほら、よく見える血管ほどクリッて動いちゃうんだからさ」
「駆血帯の巻き加減によってだって、取れる取れないがあるのよ」
・・・アララ?グチグチいわれる中に、採血が上手になるヒントがいっぱい!

「あの患者さんは刺入の直前に絶対に腕を引っ込めようとするのよ」
「あの患者さんは最初に左手をだすけど、右の正中が狙い目なのよ」
「あの人は脱水気味だから、真空管は取りきれないわよ」
・・・スゴイ!患者さんの血管や特徴まで把握していらっしゃる!

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そうだ!この人の採血手技を盗んじゃえ!それで上手くなっちゃえ!
そう思い出したら、オバチャンナースのお小言も天使の声に聞こえ始めました。
それからは「あの場合はどうやって採ったらいいんですかね」とか
いろいろ聞いて研究して。そのおかげで今は自信をもってできるようになりました!
オバチャンナースにめぐり合ったおかげじゃないですか!

そしてもう1人。採血の師匠と仰ぐ方とも出会いました。
「点滴や採血は痛くないようにしろ!
プロなら痛点を外して刺すくらいの気合をもて!」
・・・神様の域!でもこの心意気はとっても大事だと思います。

あの頃は辛かったけれど、よくよく考えたらオバチャンナース達は
私の採血の師匠ということになるわけですな・・・。

万事、塞翁が馬・・・世の中無駄なことなどなにもないな・・・と思うのでした。

わかるってどういう事?

何かを知ると、わかって嬉しい気分になります。
でも、1つわかると、またそこから疑問がでてきて
わかっていたと思っていたことが、わからなくなったりします。

卵が割れて中身がわかったと思ったら
その卵の中には、また別の卵が入っていて
その卵をさらに割ってみたら、また新しい卵が出てくる・・・。
もう!どこまでいけばいいんでしょうか!


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いろいろなことを知ると、純粋に世界は広がります。
知ることが増えると、またそこから疑問があふれてきて
それを知ることで世界がさらに広がっていきます。
知れば知るほど、拡がる世界。
同時に拡がる世界に対して、自分はどんどん小さくなっていく気もします。

子どもの頃は自分が世界の中心だと思っていたけれど
実は全然自分は中心ではなくて、むしろどこにいるのかわからない。

世界は、全てが地球を中心に回っている思っていたのに
実は地球は太陽をまわる一惑星で、その太陽も銀河の一部に過ぎず
そしてその銀河も、銀河群、銀河団、超銀河団の1つに過ぎません・・・。
拡がる世界ってそんな感じです。

知れば知るほど、世界にはわからないことが増える・・・。
なんてやっかいな世界・・・。
なんて不思議な世界・・・。

宇宙の終わりが解らないように、わかるということにも
終わりがないんじゃないのかな・・・と感じてしまいます。

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看護の世界にも同じことが言えます。

わかっていると思っていた患者さんのことが
自分が患者を体験することによってひっくり返ります。
わかっていると思っていた家族への対応のことが
自分が患者の家族の立場を経験することによってひっくり返ります。

知識として頭にいれたことが、経験することによって覆されます。
わからなくなるというよりは、深度が増すという感じでしょうか。

同時に知らなければよかったな・・・と思ってしまうこともあります。
知らなければ知らないで、こんなに思い悩むことはなかったのに・・・と。

わかることはわからなくなることであり
わからなくなることは、わかるためのステップみたいです。

わかるって一筋縄ではいかないモノなのですね。
特に自分のこととなると、青木ヶ原樹海状態です。

はじめの看護技術

今の時期、放課後の実習室を覗くと
ベッドメイキングうさぎさん達がたくさんいました。
なぜかというと・・・明日がベッドメイキングの試験らしいからです(笑)

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看護学校に入って一番最初(?)に習う看護技術がベッドメイキングです。
こういう演習をやると、なんだかグッと看護師に近づいた気になりますよね。
みんな必死で、ベッド&シーツと格闘しています。

うさぎさん達はたいてい声をそろえてこういいます。
「三角~三角~三角が上手くできないの~♪」

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三角って上図の○印のところのシーツの角の処理方法のことです。
崩れないベッド(ようはシーツがしわにならないベッド)
を作るためのお約束みたいなモノです。
(そんな簡単にいうと、基礎看護学の先生に怒られそうですが)

うさぎさんたちは三角作りに必死で、肝心なシーツがシワシワ・・・。
それでもお構いなく「三角~三角~三角が上手くできないの~♪」
そして、なんとか三角を作るために三角の見栄えだけを整えようとしています。

そこへ基礎看護学の先生がやってきて
「うさぎさん達~三角は手段であって目的ではないのよ~♪」
「三角を作ることが目的ではないのよ~♪」
「三角を作るのは~シーツがピンとした崩れないベッドを作るためなのよ~♪」
と教えていきます。
基礎看護学の先生たちって上手っ!さすが基礎看護学っ!

さてさて、しばらくするとうさぎさん達も手馴れてきたようです。

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「三角~三角~崩れないベッドのための三角~♪」

・・・明日のベッドメイキングの試験は・・・
大丈夫そうですね。

グリーフワーク

受け持ち患者さんだったT蔵さんが亡くなってから4年が経ちます。
先日、T蔵さんの奥様からメールがやってきて
お墓参りにご一緒させていただきました。

T蔵さんが亡くなった時、奥様の悲しみようは
それはそれは深いものでした。
声を上げて泣くのではなく、お花がしおれてポキンと折れる感じ。
「あの奥さん、大丈夫かな・・・」
病棟のナース達はみんな心配していたのですが
ウチの病棟には遺族ケアみたいなことは浸透していなかったため
結局、気になりつつ、そのまま・・・という感じでした。

4年ぶりの奥様との再会。
「もしかしてまだツライ気持ちを抱えていらっしゃるのかな・・・」
すこし緊張しつつ、待ち合わせ場所に向かいました。

★ ★ ★

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あ、奥さんだ。よかった元気そう・・・

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なんだかホッとしちゃったなぁ・・・

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「久しぶりね」「4年ぶりですね」

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「こんにちは、おとうさん。暖かくなったわね」

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「今日はお世話になった看護師さんも来てくれたわよ」

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「もう4年も経っちゃったんですって。
そんなに経っているなんて思えないわね・・・」

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・・・・・・。

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「いつも守ってくれてありがとう。私は大丈夫よ。
でも、まぁ・・・もう少ししたら逢えるわね。だから待っていてね」

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・・・奥さん、乗り越えたんだなぁ・・・
今もT蔵さんのこと、愛してるんだなぁ・・・

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ああ・・・奥さんの心の中にT蔵さんは生きていて
奥さんを支えているんだなぁ・・・

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大切な人を亡くしたときの悲嘆(グリーフ)というのは
他人には想像できないほどの悲しみなのだと思います。
特に配偶者の喪失はもっとも辛いとされており
経験のない私では想像できない域の悲しみなのだと思います。
時には悲嘆がきっかけで病気になってしまうこともあります。
だからこそグリーフケアの大切さが叫ばれるのでしょう。

大切な人が亡くなることで、人は弱く脆くなります。
でもその悲しみを乗り越えると、亡くなった人は大きな支えになります。
ご遺族をみていると、いつもそう思います。

人はいつ死ぬのでしょうか?
奥さんの心の中では今もT蔵さんが生きていて
奥さんをずっと見守り支えてくれています。

肉体は死んでしまっても、医学的社会的には死んでしまっても
その人を思い続ける人がいる限り、人は死なないのかも知れません。
心の中に生き続けるからです。

確かに、私のおじいちゃんとおばあちゃんも
今も私の心の中に生きていて、私を支えてくれています。
「そうそう・・・こんな時、おばあちゃんは必ずこう言ってたよなぁ・・・」

そんなことを思い出しながら
今日は仏壇のおじいちゃんとおばあちゃんの写真をマジマジと眺めてしまいました。


BLS

BLS更新してきました・・・2年ぶり。
思った以上に疲れてしまったのは、年齢のせいなのか・・・。
それとも単にヘタクソになってしまっただけなのか・・・。

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看護師がCPRする機会って以外に少ないものです。
病棟で勤務していると、特にそう感じます。
病棟で起こる急変は、血圧が下がったとか低血糖発作が出たとか
SATが下がったとかそういうことはあっても
心臓が止まってしまったということは少なかった気がします。
(そりゃあ、そうバンバン止まってしまっては大変ですよね!)

救命救急の時はすごくCPRする機会に遭遇しましたが
割合的に一番CPRにあたるのはDOA(Dead On Arrival)の時でした。
(そりゃあ、そうですよね・・・)

病棟勤務の友達が「就職してから3年経ったって1回もあたってないよ!」
「急変に遭遇してもCPRなんてできないよ~」と怖がるワケがわかりました。
そりゃそうですよね。慣れていなかったり自信のない技術は不安です。
でも逆に、「絶対できる!」って思えるとすごい自信になります。
CPR一つでもマスターしておくとずいぶん気持ちは楽です。

でも街中で遭遇した時には、さすがにビックリしました。
いくら慣れていても、病院外、ユニフォームを着ていないとなると
なんだか勇気がいりますね(汗)
でもそんな時にこそ、できなければ・・・と思う次第です。

さてさて、次はACLS。度胸もお金も必要です。

★今はDOAって言わないかも・・・?CPAOAの方がいいのかな?
「到着時死んでました」はちょっと感じ悪いですものね。念のため追記です★

辞めたい気持ち

看護の日です。
森のくまさん方、いかがお過ごしでしょうか。

(あっ!森のくまさんって、新人さんたちのことなんです。
親しみを込めて、こう呼ばせていただきますね☆)

N美さんからもメールがきました。
≪森のくまさん1名戦線離脱気味。総力をあげて対応中!≫
・・・そうか・・・もうそんな時期ですね。
そうです。5月病到来です。

先日、他の森に就職した知り合いのくまさんが突然やってきました。
元気~?頑張ってる~?と声をかけたら第一声が
「あの・・・俺、辞めたいなって思ってるんですよ・・・」

!!!ここにも戦線離脱気味な森のくまさんがっ!!!

★ ★ ★

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彼(クマ吉)の話を聞いてみると、
どうやら大きなミス(?)をしたとのこと。
受け持っていた患者さんが自分の受け持ち時間帯に急変し、
もしかしたら、自分が悪かったのでは!?と考えているとのこと。
その後は、なんだか怖くなってしまい、
インシデントも続いているらしい…。
クマ吉はすっかり自信喪失状態でやってきたのでした。

もしかして、自分のせいで悪くなってしまったのでは?
自分が受け持たなければ、
患者さんは急変しなかったのでは?
自分にミスがあったと感じれば、
なおのことそう感じてしまいますよね。
自分は看護師には向いていないんじゃないかな…。
このまま続けていていいんだろうか…。
そんなことを考えてしまうんですよね。

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「クマ吉のミスで患者が急変したって責められたんだ?」
『そんなこと言われません。誰も責めたりしなかったです』
「急変するような決定的なミスを仕出かしたのは確かなんだ?」
『何をしたから急変したっていうのは…わからないんです。
すごく状態の悪い患者さんだったし…』
「じゃあ、急変してその後、気がつかなかったとか?」
『隣のベッドに先輩がいて、すぐにおかしいって気づいてくれて』
「医師は急変対応しなかったの?」
『きちんとしました。でも状態は悪くなってしまった…』
「じゃあ、医師や師長にクマ吉のせいだって言われたんだ?」
『いいえ。…頑張れっていってくれた』
「それなのに、クマ吉は辞めようって思ってるんだ」
『家族がすごく泣いていて、俺、すごい悪いことしたって思って』
「そりゃあ家族は泣くよね。だって患者さん悪くなっちゃったんだもん」
『…はい』
「急変して悪くなったから家族は泣いていたのかな?
もちろんそれもあるかもしれないけれど、すごく具合が悪かったんだよね?」
『・・・・・・』
「クマ吉、臨床は厳しいところだよね?」
『はい。すごく。自分の責任が重いって思いました』
「そうだよね。だからミスはあっては絶対にダメ。
でも人間はミスをするよね?」
『はい』
「今回のことがミスだったかどうかは
その場にいないから判断できない。
でもクマ吉じゃない人が受け持っていても
急変した可能性がないとはいえない」
『・・・・・・』
「患者さんから今回教えてもらったこと、忘れずに生かすほうが
辞めるよりもよっぽど大切なことだと私は思うけど…」
『・・・・・・』
「患者さんが教えてくれたこと、忘れないで大切にして」
『はいっ!』

その後も、クマ吉とはいろんな話をしました。
今まで担当した患者さんの話、看護の話などなど。
仕事っぷりにしたって、本当によく考えていて実習の時とは大違い!

なんだなんだ!たった1ヶ月ですごい成長じゃないですか!
実習のころと比べてこんなに伸びているのに
それを実感する暇がないくらい、臨床現場は大変なんだなぁ…
と、考えてしまいました。

臨床はいくら新人といえど「
できて当然」というところがありますよね。
そりゃそうです。できなきゃ患者さんの命が危ないんですから!
だからちょっとしたことができたって、
褒めている余裕はなかなかない。
そんなのできて当然という感じになってしまうんですよね。

『毎日、怒られることばっかりで、ダメっすよ(苦笑)』
その怒られることの間に、いかにできることが増えているかを
クマ吉自身も余裕がなくて、気がつくことができないんだなぁ。



ちなみに自分への戒めも込めて、聞いてみました。
「グリズリー(怖い先輩)ばっかりの職場で大変デショ?」

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『っそんなことないっすよ!仕事中は…確かにまぁ。
でも休憩室とかでは、声かけてくれて!忙しいだけっす』
そうかい、そうかい。クマ吉、ちゃんとわかってるじゃないですか。
グリズリーは仕事中怖くても、それがその人のすべてじゃないんだよ。
しかもクマ吉、ちゃんと職場に居場所があるじゃないですか。

クマ吉は最後にこんなことを言っていました。

『学校では〔何がわからないの?〕って聞いてくれるんですけど
臨床では〔なんでわからないの?〕って言われるんですよね。
実習の時って守られてたんだなって、すごく感じますよ』
そう!実習と実際の臨床の責任感の違い!その自覚はとても大切。
クマ吉!お前、頼りない奴だけど、ちょっと頼もしくなってきたよ!

★ ★ ★

クマ吉みたいに悩んでいらっしゃる森のくまさん。
もし辞めたいなと思っていたら、誰かにその気持ちを話してみてください。
できない、自分は看護師に向いていない、ツライ…
でもその根拠はどこからきているのかをしっかり見てみましょう。
意外とただの思い込みで、負のスパイラル思考に
はまってしまっているだけかもしれませんよ。
ダメばかりじゃない。きっとできていることがいっぱいあるはずなんです。
少しのダメが妙にクローズアップされてしまっているだけなんです。

周りには自分よりもできる同期のくまさんがいるかもしれません。
自分よりもいっぱいほめられているくまさんを見るのは
くやしいし、悲しいし、嫌だなって思うこともありますよね。
私なんて、今だってそうなんですから!もう!器小さいですよね(笑)
でも、他の人と比べないで、自分ができていることを
しっかり確かめてみてください。

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3年間かけてとった免許、頑張ろうって思って就職した病院。
この1ヶ月間の患者さんとのかかわり。
ポイッと投げてしまうには、まだ惜しいのではないでしょうか。

これから先、もっと辛いことにも当たると思います。
私も相当…でしたから。
でもそれがあるから今があります。

そしてグリズリーのみなさん!
(うわっ!失礼!でも私もグリズリーですから)
森のくまさんたちは、なかなか自分では声をあげられないものです。
だから、ぜひグリズリー側から声をかける機会をお願いいたします。
あ…「喰ってやる~」ではなく、「よっ!」程度で(笑)
なんて言っている私が一番「ガォ~」って言いがちなんですけれど☆


クマ吉は最後、笑って帰っていきました。頑張れ。クマ吉!
これからの看護を担うのは、お前達だぞ~!

森のくまさん達にささやかながらエールを送りたいと思います。


↓続きを読むは拍手コメントの返信です。アリガトウゴザイマス。
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看護の日

5月12日
看護の日です。
そして看護週間です。

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Always there for you.


なーすこーるノ意味

【入院体験話⑤】
患者さんがどんな気持ちでナースコールを押しているかを
考えたことがありますか?
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入院している患者さんは、案外気軽にナースコールを押せないものです。
ましてや、ワタクシ同業者でしたので、特に!
入院中はナースコールを押せませんでした。

「この程度のことで呼んでも悪いよな~。ラウンドを待とう。」
「あ~この時間はイブニングケアの真っ最中だから忙しいよね。」
「忙しそうだな、バタバタしてるな、呼ぶのどうしよう」

患者さんって思った以上に看護師さんに気を遣ってるんですね(驚)

でも一度だけ、どうにも吐き気と頭痛がおさまらなくて
我慢に我慢をした後に、ナースコールを押したことがあります。
私にしてみれば、我慢MAXで、もう最後の頼みの綱!と思って
押したナースコールでした。
つまり極限状態でのコールだったわけです。

・・・しかし、ナースコールは♪~♪~♪~と鳴っているのですが
どなたからもなかなか応答がありません。
「早く~、早く~!死んじゃうよ~!!!」
大げさかもしれませんが、このくらいすがりつきたい心境だったのです。
たぶん1分も待たされていないと思うのですが
本当に応答までが長く感じました。

そして「どうされましたか~?伺いま~す」という応答から訪室までが
長いこと!長いこと!長いこと!?!
それだって、自分で感じている時間よりずっと短い時間だったと思うのです。
でも待つ身の患者にとって、それは本当に長いと感じられるのです。

私は今までナースコールについて
こんなに真剣に考えたことはありませんでした。
「患者さんが看護師を呼ぶためのもの」
程度の認識しかなかったといっても過言ではありません。
でも、自分の経験を通して、患者がどんな気持ちでコールしているのかを
考えずにはいられなくなりました。

もしかしたら「ちょっと看護師さん、リモコンが落ちたから拾って」
程度のコールの方が多いのかもしれません。
でもその中の1回に、自分と同じ気持ちでコールする人がいるかもしれません。

私にとっては「ナースコールは最後の砦」だったからです。

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コールが頻回の患者さんなどがいると
ついついナースコールをとるのもウンザリしてしまいます。
「またか・・・」という心境になります。
でもそういう患者さんでも、次のコールは極限状態のコールかも知れません。

そう思いはじめてからは、ナースコールがなったら
できる限り迅速に落ち着いた態度で対応するべく努力しています。

・・・努力と書いたのは、やっぱりコールが頻回の患者さんに当たると
「またか・・・」と思ってしまう、なんとも人間のできていない私だからです(反省)


誕生日の祝い方

先日、天国へいったおじいちゃんのお誕生日でした。
生きていれば、おじいちゃんはビバ100歳です。

我が家では、お誕生日は両親に感謝をする日と制定されています。
だからたとえおじいちゃんが死んでしまっていても
おじいちゃんの誕生日を祝います。

お誕生日は周りが自分に祝福してくれる日だと思っていらっしゃる方には
ちょっと変な習慣だと思われてしまいますかね?
でも「生んでくれた有り難う!」と両親に感謝する日であり
そして「自分に(身体を含めて)有り難う!」と感謝する日なのです。

★ ★ ★

○年間、見守ってくれて有り難う、パパママファミリー。
ワタクシ「○年モノ」になりました。中古だけど
まだまだ使えます。これからもよろしくお願いします。

○年間、動き続けてくれて有り難う、私の心臓。
生まれてから1日も休まず皆勤賞。感謝しきれません。

○年間、使い続けて、ちょっと汚くなっちゃった肌。
これからはもうちょっと労わって使わせていただきます。

○年間、育ってくれてありがとう、私の身体。
たくさんの細胞がミスなく分裂してくれたお陰です。

○年間、守ってくれて有り難う、私の免疫。
死ぬこともなく今日があるのは貴方のお陰です。

○年間、私でいてくれて有り難う、私。
感じることも考えることも、私が私でよかったと思えることも
すべて「私」という意識があったからこそです。

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お誕生日は感謝でいっぱいの日です。
今ここに自分が存在している奇跡を実感できる日です。

・・・ま、誕生日が過ぎると、また日常がやってきて
ついつい、感謝の気持ちを忘れがちになってしまうんですけれど(汗)
そんな自分のダメダメさを悔い改めるのにも、良い日であります。

・・・いや、しかし待てよ・・・。
子どもが誕生日にプレゼントをねだらないようにするための
うちの両親の策略だったのかも・・・むむむ(悩)。

新人のお仕事っぷり

身内が入院している病棟で
他の森のくまさんに出会いました(笑)

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(注:森のくまさんとは新人ナースさん達を呼ぶ愛称です。
詳しく知りたい方は3/6、4/7の過去記事をご参照ください)

ちょうど身内についていたのが、森のくまさんだったのです。
ちなみに身内は術後だったので、点滴をしておりました。
そして森のくまさんが、点滴を交換するところに出くわしました。

森のくまさん、点滴交換開始!

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モタモタ・・・モタモタ・・・モタモタ・・・。
薬剤を確認して、患者名を確認して、点滴をつなぎかえて
滴下をあわせるのに、かかることおよそ15分・・・(苦笑)
その間、始終無言・・・(笑)
身内と私もそれを眺めて、始終無言!
必死さがうかがい知れますよ!
頑張れ!森のくまさん!!!

「まぁ新人ナースってあんなもんでしょうね」
身内としばしそんな話をしていると、どこからともなく視線が!
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なんだか遠いところから、森のくまさんが目を凝らしている!
「・・・もしかして、点滴の滴下を確認したいんじゃ?」
「家族がいるから遠慮して寄ってこれないのでは?」
そこで身内が一言。
「もっと近くにきて見ていいよ!そんなんじゃ見えないよね?」
すると森のくまさんが、警戒しながら寄ってきました(笑)
もう!可愛い!森のくまさんの行動が面白すぎる!!!

その後、点滴が終わるまで、5分に1回くらい森のくまさんがやってきて
遠くから点滴の滴下と残量を確認していました。

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「看護師さんって大変よねぇ・・・」身内がため息をつきながら一言。
「アンタもこれをやってるのよねぇ・・・」なんだか遠い目をして一言。
・・・ちょっと待ってください?もしかして私の働きっぷりが
森のくまさんと同じだと思っていらっしゃる?
仮にもワタクシ、一応、看護師歴●年の中堅ですよ?

しかし、その後、身内からはなんだか不審のまなざしを向けられたのでした。
・・・解せません(怒)

マッタリ無計画

空が青く、山の緑色が深くなってきました。
なんだかあっという間に夏の気配です。そしてGWに突入です。

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お休みにたくさんのイベントを入れて楽しむのもひとつの過ごし方ですが
どこにも出かけずマッタリと過ごすのもとても贅沢な過ごし方だと思います。

「今年は旅にもいけないし、遊ぶ計画もないのよ!」
そんな風に嘆く必要はないと思います。
出かけようと思えば、ご近所散策だって面白い。
自分の住んでいる地域のことって知っているようで意外と知りません。
計画なんてなくたって、むしろ無計画で電車に乗ってみても面白い。

どこか豪勢な旅に出ることや遊園地などで遊ぶことだけが
余暇の過ごし方ではありませんよね?

確かにGW明けに「海外に行ってきたのよ!」なんてお土産を出されて
「貴方はどこに行ってきたの?」なんて聞かれると
どこにも行っていないことが悪いことみたいに感じることがあります。
引け目を感じてしまったり、恥ずかしい気がしたりするかも知れません。
でもそれってどうしてなんだろうって考えてみると面白いです。
思わぬ自分に出会うことができます。
ちなみに私は「私ったらエエカッコし~なんだ!」という結論に至りました。

何に対して良い格好がしたいんですかね?
良い格好をするとどんな利点があるんですかね?
自分の気持ちに正直になるとなんだか新しい価値観が見えてきます。

私の今年のGWは「マッタリ無計画」です。

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↑意味もなくビタミンカラーナース。なんとなく。

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ご訪問いただき有り難うございます。当ブログはナースyoyocoの日常を綴った”勝手に看護覚え書”です。ほぼ自己満足で出来上がっており、医療に役立つ内容にはなっておりません。日々働く中で考えたこと、感じたこと、そして周りの楽しい仲間達について、私的視点から描いています。興味のある方はどうぞご覧ください。

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