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日常生活動作

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毎日の暮らしの中で
自分の動作のひとつひとつを熟考することは
あまりありません。

トイレに行きたいと思えば
考えずとも身体は動いて排泄行動をするし

お腹がすいたと思えば
何を食べようかと思いをめぐらすことはあっても
食べるという行動を考えながら行うことはありません。

食べている最中だって
どうやって食物が口腔から胃に運ばれているかを
意識して食べることはほとんどありません。

健康な人は
こんなこと行えて当然なので
自分の日常生活動作が
どうやって成り立っているかなんて
あまり真剣に考えることは
ないのではないでしょうか。

そもそも生まれてから
一度も考えたことがない方も
いるのかもしれません。

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でも実は
日常生活動作というのは
大変緻密で、大変繊細な営みなのです。

日常生活動作(いわゆるActivities of Daily Living:ADL)は
毎日の生活を送る上で必要不可欠な一連の動作群のことをいいます。

看護師のみなさんにはお馴染みすぎるADL。
食事、排泄、入浴、移動などなどです。

では日常生活動作が
どのように成り立っているか考えてみましょう。

たとえば、今、右手を動かす動作を考えてみます。

まず「右手を動かしたい」という目的があって
それを前頭葉で考えると、それが大脳の運動野に伝わります。
運動野に伝わると、運動野から右手を動かすための命令が
上位運動ニューロン→下位運動ニューロンを通って
やっと筋肉に伝わります。
そして筋肉が動いて、やっと右手が動くわけです。
(ものごっそ、ザックリ説明ですみません)

骨格系と神経系と筋肉系とのあざやかな連携プレー。
この華麗なる連携プレーがあってこそ
右手は動いているわけなのです。

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こういったひとつひとつの動きが
無数に組み合わさって、一連の動作群になって
日常生活動作を成り立たせている・・・すごいですよね!

日常生活動作ってすごいことなんだ!
生きて活動しているってすごいことなんだ!
人間の身体のメカニズムは、知れば知るほど神秘です。

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臨床で働いていると
日常生活動作のお手伝いをすることに対して
鈍感になってしまいがちです。
日常生活動作がどれだけ緻密な活動かを
忘れてしまいがちです。

できて当然。でも、できないから手伝う。
そういった感覚になってしまいがちです。
忙しいときにコールがくると
「うわ~今かぁ・・・」と思ってしまうこともあります。
そしてついついこちらのやりたいように、こちらのペースで
援助をして終わらせてしまうことも、正直あります。
「なんでできないかな~」と思ってしまうことすらあります。

疾病や身体障害、その他もろもろの理由によって
こういった一連の動作群のどこかが妨げられてしまえば
影響がでるのは当然なんですよね。
日常生活動作の成り立ちを考えれば
できなくなっても当然。できるところは活かそう!と
なるはずなのですが・・・。

ついつい、仕事に追われてしまうと、
忘れてしまいがちな視点なのでした。

患者さんの日常生活行動にしっかり目を向けて
少しでも患者さんのセルフケア能力を高める援助ができると
いいんだけどな~と、最近よく考える次第です。

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ご訪問いただき有り難うございます。当ブログはナースyoyocoの日常を綴った”勝手に看護覚え書”です。ほぼ自己満足で出来上がっており、医療に役立つ内容にはなっておりません。日々働く中で考えたこと、感じたこと、そして周りの楽しい仲間達について、私的視点から描いています。興味のある方はどうぞご覧ください。

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