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スピリチュアル

スピリチュアルという言葉。

スピリチュアル・ケアとか
スピリチュアル・ペインとか
看護の世界では言わずとしれたスピリチュアル。

でも身近になってきたのは
ここ十数年のことだと思います。
WHO(世界保健機関)の健康の定義として
スピリチュアルが定義されたのも確か1999年あたり。

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日本語には置き換えるのが難しいのか
(霊的という漢字にされている場合もありますが)
カタカナ表記のまま使用されています。

カタカナ表記のままということは・・・
日本語として必ずしもきちんとした概念が
定義されていない言葉ということにもなるのでしょうか。

スピリチュアルという言葉だけを出すと
私の友人の中には
「嘘っぽい」とか「占いっぽい」とか
「ああ、またスピリチュアル?」
とちょっと否定的に捉える人もいます。

言葉だけで考えると
確かにそういった要素を含んで
世間には広がっている側面もあるので
仕方がないのかな・・・とも思います。

でも、私自身はスピリチュアルというのは
とてもとても大切なことだと考えています。

余命を宣告された患者さんとそのご家族
死に直面した患者さんとそのご家族
障害を抱えた患者さんとそのご家族などに
看護師としてお会いする機会をいただいてきました。
働いていた場所柄上、その機会はとても多かったと思います。

そういう方々が直面する苦悩の中には
答えや正解がない問いであったり
私たち人間には決して答えられない問いであったり
誰にもどうすることも出来ない問いがあったりします。

究極の危機的な状況に陥ったとき
ほとんどの方が、こういった問いにぶつかるのを
本当にたくさん目の当たりにしてきました。

それを言葉にだして訴える方もいます。
じっと何も言わず、ご自分だけで考え抜く方もいます。
祈る方もいますし、がむしゃらにもがく方もいます。

でも、どんな形であったとしても
ある意味、人間誰しも、こういった問いに
辿り着くことが多いのです。

こういった苦悩は
スピリチュアル・ペインとよばれます。

「なぜ私がこんな病気に?」
「どうして死ななくちゃいけないの?」
「死んだらどうなってしまうの?」

こういう問いがあるということを言っても
「え~なんで?そんなこと思うかな?」
という人もたくさんいるのではないかと思います。
「まぁそれは運命だよね・・・」
「そんな状態になったら、もう覚悟するし」
「死んだらそこで終わりだから、別に考えないよ」
そういう風に考えている人もいると思います。

でも、私がお会いした患者さんたちは
何かしらの形で、こういった問いを発していました。
たとえ元気なときに、上記のように
考えていたとしても・・・です。

不思議です・・・
どうしてなんだろうと思います。
人間の根本には、いったい何があるのでしょうか。
人間の根本には、共通する何かがあるのでしょうか。
この人間の根本みたいなものが
スピリチュアルなんじゃないかな~と思います。
でも、人間の根本って・・・どこにあるんでしょうか?

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そんなスピリチュアルに興味があり
パストラル・ケアの勉強会に参加してきました。
看護師として云々かんぬんではなく
人として人を癒せる関係性が築けるような人に
なりたいな~というなんとも曖昧な理由で。
(↑大変、苦手分野なモノでして・・・)

参加できて、とても良かったです。
何が・・・ということに答えられるほど
まだ何もお伝えすることができませんが(汗)

少しずつ、考えを深めていきたいです。

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静脈圧チェック

人間の体の中には
「動脈」と「静脈」があって
その中を血液がドンドコドン(?)と流れています。

だから血液が血管を通る時の圧力にも
動脈を通るときの圧力と
静脈を通るときの圧力があって
「動脈圧」と「静脈圧」があります。

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普段、お目にかかる機会が多いのは動脈圧かと思います。
「検温です~、血圧を測ります~」
という時の圧力は、一般的には動脈圧を指しています。

「血圧が下がった!」「高血圧です!」
という時もクローズアップされているのは動脈圧。
だから、どちらかというと
動脈圧はメジャー
静脈圧はマイナー
・・・という印象を受けます。

そんな普段はあまり意識されない
マイナーな静脈圧ですが
意外と身近なものなのです。

静脈圧の数値は測定できませんが
手の平を心臓より下の位置に持っていくと
静脈が怒張して出てきますよね。
十分に怒張したら、今度はだんだん
心臓よりも上に挙上してみる・・・。

するとアラアラ不思議!
怒張していた静脈が引っ込みました(笑)
こんな些細なことですが、静脈圧を
実感できる瞬間です。

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医療者の方々は「何を今更」と思われるかも知れませんが
やったことのない方は、ぜひぜひ自分の
静脈の存在を感じてみてください(笑)

現代的バイタルサインには
静脈圧チェックの大切さが
述べられています。
心不全の患者さんなどには
頚静脈圧チェックも大切ですよね。

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動脈はドクドク動く管だから
自己主張があって脚光を浴びますが、
静脈はモクモクと静かに
私達の体を支えてくれているんですね。

どちらもとても大切。
血管を大切に!

霊安室は怖い?

皆さんにとって
霊安室は怖いところですか?

obake2.gif

私は基本的に幽霊やお化けの類は苦手です。
新人の頃は
霊安室=幽霊・お化け
霊安室=怖い、冷たい、気味が悪い
というイメージが大変強く、怖い場所でした。

勤めていた職場の霊安室は
病棟から離れた棟の地下にあり、
長い廊下の一番奥の人気のない場所にありました。

場所からしてどうよ!という感じに加え、
人によっては「扉が光っていた」とか
「エレベーターが勝手に動いて迎えに来る」とか
「人影が歩き回っている」とか
そういう話題にこと欠かない場所でした。

だから夜・・・とくに深夜勤務の時は
霊安室に行くのが嫌で嫌でたまりませんでした。
(草木も眠る丑三つ時ですから)

ある時、新人同士でそんな話をしていたら
一人の先輩看護師にこんなことを言われました。

「どうして怖いの?
いるのは(亡くなった)患者さんだよ?
一生懸命、精一杯、援助した患者さんだよ?

守ってくれることはあっても
呪って出てくることはないでしょう?
そんな意地悪な患者さんはいないよ。

だから怖がるなんてお門違い。
出てきたら会えて嬉しいくらいでしょ?」

そうか、亡くなった患者さんは、
知らない、怖い、幽霊でもお化けでもなく、
一生懸命、自分が関わった患者さんだった。

もしかしたら患者さんはこの世に悔いを残しているかもしれない。
もしかしたら救ってもらえなかったと恨みがあるかもしれない。

でも、一生懸命、関わった。
悪いことはしていない。後ろめたいこともしていない。
もしも幽霊やお化けとして出てきたとしたら
むしろどうして出てきたのか、気持ちを聞かないと!

なんか怖い、怖いと言っていた自分が
とても恥ずかしいことを口にしていた気分になりました。

nurse25.gif

まぁそうは言っても、今でも怖いと言えば怖いのです。
でも、無意味に霊安室を怖がる人に対しては
こんなアドバイスができるかもしれません。

「霊安室にいるのは、得たいの知れない幽霊ではなく、
自分が関わった患者さんだよ。
だから、そんなに怖がらなくて大丈夫だよ・・・」と。

こういうことって正式に教育されたことあったかな?
実はとても大切なことなんだと思うのですが
意外と盲点だったりするんですよね。

1月吉日

2012年 1月吉日
24年賀

幸多き年になりますように☆

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ご訪問いただき有り難うございます。当ブログはナースyoyocoの日常を綴った”勝手に看護覚え書”です。ほぼ自己満足で出来上がっており、医療に役立つ内容にはなっておりません。日々働く中で考えたこと、感じたこと、そして周りの楽しい仲間達について、私的視点から描いています。興味のある方はどうぞご覧ください。

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