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久々の叱咤

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ある程度の経験年数になると
仕事でミスをするとか大きなインシデントを犯すとか
そういうことをしない限り、めったに怒られたり注意されたりしなくなります。
「あ~わかんない!できない~!!!」という仕事も少なくなるので
仕事をこなしていれば、何か言われることはほとんどなくなる気がします。

そんな中にいると
「際立ってできているわけではないけれど、できていないわけではない」
という状態が、「それなりに仕事がこなせている」ということに置き換えられ
「仕事ができている」という錯覚に陥ることがあります。

仕事ができているんじゃない。
仕事がこなせているだけなのです。
与えられた仕事をこなしているだけなのです。
自分にとって、慣れてきて、できて当然の仕事をこなしているだけなのに
なにやら仕事ができていると勘違いして満足してしまうのです。

それなりに仕事をこなせていた私は
ある時期、仕事に対して「こんなもんかな」などとタカをくくっていた時がありました。
くくっている気はなかったんです。でも気が緩んでいたのだと思います。
『これやっといて』『この記録まとめておいて』
『今度の研究の文献、探して読んでおいて』
言われたことを「はい、はい、はい」とこなして
ある程度の速さでそれができて「おっ、速いね」と言われて満足していました。

ある時期、某先輩と一緒に仕事をする機会がありました。
その先輩とは、1つの仕事をある程度の期間一緒にやってきて
何かやると「次はこれやっといてね」「ありがとう」と言ってくれていました。
頼まれた仕事はセッセとこなしていたので、私としてはそれなりに
良好な関係でお仕事ができていると思っていたのです。

ある日、その先輩と飲みに行く機会がありました。
いろいろな話をした後で、私は先輩に
「あの、この際なので、私の欠点を指摘していってください」
とお願いしました。

すると先輩はちょっと戸惑った後に、こう言いました。
「一緒に仕事をしてきて思ったけど、甘いなって思う。
なんかね、全てが受身で自分でやろうという意思が足りない。
一緒にやった仕事だってね、本当は、私がいろいろ決めるんじゃなくて
〈これやります〉とか〈こんな風にやったらどうか〉とか〈私に任せてください〉とか
もっとそういう態度があってもよかったんじゃないかなと思う。
あのね、受身でいたら遅れちゃうよ。置いて行かれちゃう。
仕事は待ってて貰うんじゃなくて、自分で取りに行かなくちゃ」

目ん玉が3割り増しくらいに開く思いでした。

「自分でもっと発信しないと。自分に何ができて何が得意なのか。
自己満足、自己完結で終わってない?
いっぱい調べても、自分が分かったらそこで満足、終了でしょう?
でもそれじゃあ、もったいないよ。もっともっとそれを外へ発信しなきゃ。
伸びていかない、ここから先へは進めないよ」

先輩の言い方は、優しくて、諭すようでした。
だから全然怖いわけでも、辛いわけでもなかった。
でも、話を聞いていたら、涙が溢れてきてしまって
思わずその場でパタパタと泣いてしまいました。
勝手に涙がでた・・・という表現が正しいかもしれません。

つまりは図星でした。
自分でもちょっと感じていた違和感とかわだかまりを
ズバリ指摘されたという感じです。

受身だった自分に気づいて、先輩にこんな思いをさせてたと思ったら
自分自身がふがいなくて、情けなくて、くやしくてたまりませんでした。
ちっちゃなことに満足して、結局、前に進めていなかった自分。
昔、Mさんに言われた
「アナタ、伸びてる?成長、とまってない?
まあいいかって流されたら、そこでストップだよ」
という言葉を生かしきれていなかった自分に気づかされました。
(↑これは4/28の記事をご参照くださいませ)
生かしているつもりだったんですけれど
いつの間にかストップしてました。流されてました。

でも・・・言ってもらってよかった。
ここで、このことに気づけないほうが、100万倍怖い。
私のような、すぐ惰性に流されそうな人間には、たまに叱咤が必要なのです。
叱咤って悪いことじゃないと思います。
最近、怒るな、叱るな、みたいなことを盛んに言われますが
適切な叱咤は絶対必要で、やらかした時はその場で怒る必要があると思うのです。
それを何故か、ちょっと勘違いしてしまっている風潮が
病棟の中には、ありはしないでしょうか?

叱咤ってある意味、愛情だよな~と思うのです。
(もちろん、叱咤される人と自分との関係性が影響するのですが)

starsky.gif

言われた後、私自身は、クリアーな夜空を見上げているような
すっきりしたとても清清しい気分になりました。
先輩、有り難う!嫌な役をかってくれて有り難う!
本当に本当に感謝です。

そして、普段、後輩やらなんやらに「もっと自分から勉強して」とか
「受身なんだよね~」などと言えた立場ではないな・・・と
わが身を振り返る思いでした。

自分のことって、自分では本当にみえてないですね。

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Comment
189
読めば読むほど、ヨヨコさんの周りには
素敵な人が自然と集まってくるのね~
と思います。

ほめて育てる、という人もいるけど、
叱ってくれる人がいるというのは、
本当にありがたいことです。
年を取れば取るほど、叱られなくなりますから…

でも、最近の若い人々は、
叱られることに慣れていなくて、
過剰に反応したり、萎縮したり、
ギャクギレしたりすることがあります。

叱る方も、理性的でなく、
感情に任せて怒鳴り散らす、
なんて人もいますよね。

冷静に、客観的に、
ココロの琴線に触れるように叱咤する、
というのは難しいことです。

ヨヨコさんて、幸せ者だな~♪
190
私は怒られやすいキャラクターだと思います。良い易いというか言われ易いと言うのか・・。だから何年たってもいつも注意されています。仕事をこなせるようになってもどこか頼りない感じだったのかもしれません。自信がない部分が見えやすいのかもしれませんね。今でも一人しかいない保健師だからこそたくさん教えて貰えるようになりたいと思っています。注意するってかなり力を使うことだからその人の事を本当に大切に思わないと出来ないですよね。
191
「叱られる」、「諭される」・・・。SHIO位の歳になると、殆どその機会が無くなってきますね。
「助言」されたり、「注意を喚起」されたりは有るんですけど、「直接そのものずばり指摘される」ことは少なくなってきます。また、されてもなかなか素直に聞き入れ難くなってきます。(SHIOの場合は、「自分が必要」と考えればプライドが邪魔する事は無いんですけど、そうでないと・・・頑固な方なので)
実際のところ「叱咤する方」も、勇気と言うか強い意志みたいな物が無いと、特にある程度のレベル以上の人に対する場合は難しいものだと思います。
指摘した先輩もそれを素直に受け止めたヨヨコさんも、「相手に仕事に対して、真摯に真剣に相対してるんだな」と感じて、素晴しいなと思いました。
「パッシブではなくアクティブに、アグレッシブに」・・・う~ん、部下にはSHIOも言ってる事ですが・・・。
「仕事がこなせているだけ?」、「流されて立ち止まってる」・・・う~ん。
ヨヨコさんの記事を読んで、いろいろ考える事がありました。
自分では気付いてないだけ?(気付かない振り?)。叱られる事が無くなって、停滞してる?(楽な方に流れてる?)。
ちょっとドキッとしました。(SHIOも気を付けよう・・・。まだまだ修行足らずなんだから・・・。)
192
最近私には新しい上司が出来ました。これまでも時々話していたし穏やかでいい人だからと配属になったことも心配はしていませんでした。上司の配属早々にメンタルでの面接の必要性が出来ました。勿論いつもは私が話を聞いてから上司を呼んで良いかどうか確認して同席してもらうのですが今回は面接者を知っているだろうと言う事で面接への同席をお願いしました。正直大失敗でした。受け止める事もしなければ相手に興味をもって接しているという感じもなく挙句の果てにうざそうな様子・・。面接者と上司に挟まれてこっちの心が折れてしまいました。ここで私も大失敗をしています。上司は会社での経験こそ長いものの対人援助業務は一切したことがないというのにいきなり面接は難しかったと。そこで遅ればせながら面接についての概説をしました。その中には前回の面接での注意点も含まれます。年齢も私のほうが下だしどう関わっていけば良いのか自分でも分かりません。相手のプライドを保ちながらしかもわかってもらう事に今躓いています。いずれ上司と二人でやっていかないといけないのになかなか最初から前途多難な感じです。時々上司の言葉に心が折れて泣きそうになるし・・。
193
SHIOには、年上の上司(当たり前ですが)と年上の部下がいます。

部下には当然ですが上司として接する訳で、これ又当たり前ですが、「叱責する」場面が多々あります。正直これは、「大変」。相手からするとSHIOは年下な訳で、彼には彼のプライドがあるので、なかなかうまく「こちらの真意」が伝わりません。で、当然繰り返し同じ注意をする羽目に・・・、で、時々「爆発⇒自己嫌悪」になる訳です。(それ故、部下は「SHIOは短気」だと思っているようです。早く「いっちょ前」に成って欲しいのでこちらも「マジ」なのですが、なんかこちらの思いが空回りしとるような・・・)

その点、上司は「楽」です。何せ立場が上です。SHIOの性格上もありますが、「タメグチ聞いてるんじゃない?」と廻りから誤解される程、フランクなコミュニケーションを取れるほど、関係は良好です。(上司の器が大きい為ですが・・・。)
ただし、最初から「こう」であった訳ではありません。部下/上司の関係になった(その前から知っていますが)第1声は「何しにここに来た?」でしたし、それから1年は「現場で怒鳴り合い」は「日常」でしたし、関係が良くなってからも「半年間、関係断絶!」もありました。(和解して、現在は良好ですが)

同じ会社の上司と言えど、キャリアも考え方も思想も違う訳で・・・。その人と付き合う為に大事なのは、やはり「会話と理解」だとSHIOは考える訳です。SHIOのベーシックには、「仕事に歳は関係無か!。大事なんは、技量と懐の深さたい!!。」があるのですが、人と人の付き合いは、そう単純にはいきません。人には「得意とするもの」がある訳で、これを相互に理解し合わないと、「上手くリンク」できないし、「不協和音」も出るし、「破綻」してしまう危険性も出てきます。
だからこそ、会話して理解を深めて、必要に応じてお互いに「アジャストして平滑化」する必要があると思います。出来れば、「得意分野を生かしてワークシェアリング」まで行ければ「上出来」です!。
ちなみに我上司は、スキルもキャリアも遥かに上(上司は、有る程度SHIOを認めてくれていると思いますが)ですが、「天は2物を与えず」、コミュニケーションと人使いは、SHIOが凌駕してると思います。(相談されますもん。(喜))

ぱのさんへ
直接関係する位置になったら、「 え?。こんな人?。」、良く有ります。
「年齢の壁」もあるかも知れませんが、根気強く「会話」して、その人を「分析理解」して「うまく仕事が流れる」様にシステムを組んだらいいと思いますよ。(上司がそれを理解できなければ、ぱのさんが働きかけて。)
「年齢差の礼」を守りつつも、積極的に理解を深めてもらう様に「会話」を続ける事が大事。
折れずに、頑張れ!!!。
195
> おやまどすさん

嬉しいお言葉、有難うございます!
本当ですね。叱ってくださる人がいるというのは、本当に幸せなことなんだなって思います。そういう素晴らしい人が近くにいてくれたことに感謝したいと思います。
確かに、叱られることに慣れていない人たちは増えているように感じます。だからちょっと何か言われてしまうとすぐに「ツッコまれた」「怒られた」って表現する人もいるかと思います。でも言われるうちが花なんですよね・・・。真摯に自分に向かってくれる人というのは、本当にかけがえの無いものだと思うのですが・・・。
そして叱るほうにも確かにある程度のスキルがいると思います。感情任せというのは、おそらく一番ダメですね。考えれば考えるほど、先輩に感謝しなくてはと思いました!
196
> ぱのさん

そうですよね。注意する側だって大変なんですよね。だってもし相手に通じなかったら、気まずい関係を作ることになる・・・誰が好き好んでそんな関係を作りたいと思うか・・・思いませんもんね。それなら言わずに終わらせちゃえって考えたほうが楽かもしれませんものね。適当に褒めておけば、それで関係も悪くならずにすむかもしれませんもんね。先輩は私のことを少なからず、大事だって思ってくれたのかな・・・そう考えると、ますます先輩に感謝したい気持ちです。
言いやすい人・・・確かに私の中でも、言いやすい人というのは存在します。頼りない部分が見えるからという場合もありますが、言えば何かしらを受け止めて力にしてくれるだろう・・・という人でもあるのではないかな~と思うのですが・・・どうでしょうか?
197
> SHIOさん

SHIOさんほどのベテランくまさんになると、もう注意する側、叱る側のほうが圧倒的に多いのではないでしょうか?そして叱咤レベルもかなりのベテラン域でしょうか?それでも叱咤することには相当の力を要する・・・。叱られる方ばかりがクローズアップされてしまいがちですが、実は叱る方だって難しいですし、大変なストレスがかかるわけですよね。そう考えれば考えるほど、先輩には感謝したいです。

自分が仕事に対して受身だったという事実に気づかされたことは、私の中でかなりの衝撃でした。自分ではむしろ積極的にやっていると思っていたので、なおさらでした。自分のレベルで考えれば、アクティブでもその世界の全体から相対的にみるとかなりの受身・・・。もっともっと上(?と表現するのかどうかはわかりませんが)の世界が存在するんだな・・・私もまだまだだな・・・悔しいけれど、ちょっと嬉しい気分になりました。まだまだ目指す高みがあるぞって、自分の属する職業の世界の広さを知ることができました!
198
> ぱのさん

ぱのさん!元気ですか?泣いていませんか?!
新しい上司さん・・・どんな人なのでしょうかね。関係的距離が変わると、人柄も変わる・・・というか、見えなかった部分が見えたりして、「あれ?こういう人だったっけ?」そう思うことって、ありがちです。(SHIOさんもコメントしてくださってますね)知っているつもりだったけど、知らなかったな・・・そういうことって私も最近経験したので、すごくわかる気がします。マイナスのインプレッションが入ってしまうと、なかなかそれを覆すのって大変です。意見が合わなかったりすると「私の何がわかるんだ!」と言いたくなるし、「なんでわからないんだ!」と言いたくなる(笑)特に相手が年上ともなれば、なかなか難しいです。どうやって関わっていったらいいか・・・むむむ・・・難しいけれど、やはりある程度、会話してお互いの考え方や傾向を知っていくしかないのかなと思います。まだ相手のことをニガテとかキライと言い切ってしまえるほど、知らないと思うからです。あとは・・・「思い」や「考え」は伝えたいと思っています。上司に言う時は、「こうしてください」と言うのではなく「こう思っているんですけれども」とか「こうしてはダメでしょうか」とお伺いと立てるようにしつつ、こちらの願いを伝えていく・・・それでも難しいですよね。
心が折れちゃいそうなぱのさんが心配です・・・。ろくなコメントができなくて申し訳ないです・・・。SHIOさんのコメントも是非参考に↓。
199
> SHIOさん

「会話」と「理解」・・・そうですよね。それしかないですよね。
そうすることによって、SHIOさんは上司さんと紆余曲折を経て(?)、ベリーナイスな関係性を構築することができたんですね。素晴らしいですね・・・理想系ですね・・・SHIOさんも上司さんも素晴らしいなと思います。
同じ言葉で同意しているように見えても、実は言葉の概念やそこに付随する考え方が違っていて「あれ?なんでこんなに分かり合えてないの?」と思うことって確かに多いです。相手のことを知ったつもりになっているというか、分かってくれてるはずと過信してしまうからなのでしょうか。自分にとって「あれ?」と思うような行動や言動がある時は、やっぱりそこを「会話」と「理解」によって埋めていかなくてはならないんだろうなと思います。暴力や無視、相手への無理解で終わるのではなく、何とか「言語」を利用して、理解していきたいって思います。言語は・・・まだまだ未熟だということを自覚しながら。
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