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採血もできないの?

みなさん、ご存知ですか?
すべての救命救急がそうなのかはわかりませんが
少なくとも私の働いていた救命救急では、看護師は
【採血】
というものを行いませんでした。

minins77.gif

いやいや、正確にいいますと、患者さんに直接針を刺す採血がないのです。

患者さんにはAライン(動脈ライン)が入っていて、採血はそこから
動脈血を採取する方法で行われていました。
そんなわけでワタクシは、看護師○年目にもなって
実は採血経験がほぼゼロだったのです。

救命救急を辞めて、某病院でアルバイトをした時の最大級の問題!
それは≪採血をやったことがない≫という事実でした。

アルバイトは夜間救急と内科外来の混合の場所。
患者さんがくれば、採血、採血、採血。
そして静脈ライン確保、確保、確保(泣)

普通の健康な人の血管であれば、たいていの人は何とかなります。
(看護学生さんだって授業とかで習って、一発で採りますから)
でも、病気の方の血管は一筋縄ではいかなかったのです。

ns1.gif
すごく肥厚して硬くなってしまっている人、血管が全然行方不明の人
浮腫んでいて取りにくい人、親指と人差し指の股の血管しか見えない人
血管は見えているのに針を刺すと血管が破けて出血してしまう人
なんでこんな人ばっかりなんだ~!!!

そして内科のオバチャンナースのトドメウチ!
「○年も看護師やってて、採血の1つも満足にできないんじゃね~」
もう、悔しくて、恥ずかしくて、患者さんに申し訳なくて
すごくツライ思いをしたことを覚えています。

minins78.gif

でも、この嫌味なオバチャンナースの言動がとても役に立ったのです!

「ヘタクソね。それ持ち方がおかしいんじゃないの?」
「また失敗したわけ?まったく何度同じ人失敗するの?」
「あ~もう、ぎこちない。見てて不安になるのよね。」
・・・そうか、他人にはそう見えるくらい自分の採血は不安定なんだ。
まずは自覚。救急でやっていたプライドは捨てて、ヘタクソを自覚。

「あんたさ、ああいう血管は絶対に正攻法で刺してもダメなのよ」
「ほら、よく見える血管ほどクリッて動いちゃうんだからさ」
「駆血帯の巻き加減によってだって、取れる取れないがあるのよ」
・・・アララ?グチグチいわれる中に、採血が上手になるヒントがいっぱい!

「あの患者さんは刺入の直前に絶対に腕を引っ込めようとするのよ」
「あの患者さんは最初に左手をだすけど、右の正中が狙い目なのよ」
「あの人は脱水気味だから、真空管は取りきれないわよ」
・・・スゴイ!患者さんの血管や特徴まで把握していらっしゃる!

ns2.gif
そうだ!この人の採血手技を盗んじゃえ!それで上手くなっちゃえ!
そう思い出したら、オバチャンナースのお小言も天使の声に聞こえ始めました。
それからは「あの場合はどうやって採ったらいいんですかね」とか
いろいろ聞いて研究して。そのおかげで今は自信をもってできるようになりました!
オバチャンナースにめぐり合ったおかげじゃないですか!

そしてもう1人。採血の師匠と仰ぐ方とも出会いました。
「点滴や採血は痛くないようにしろ!
プロなら痛点を外して刺すくらいの気合をもて!」
・・・神様の域!でもこの心意気はとっても大事だと思います。

あの頃は辛かったけれど、よくよく考えたらオバチャンナース達は
私の採血の師匠ということになるわけですな・・・。

万事、塞翁が馬・・・世の中無駄なことなどなにもないな・・・と思うのでした。

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Comment
92
はじめまして。
みーちゃんちです。
「採血もできないの?」っていうタイトルに反応して、おじゃましました。
私の今日のブログのテーマにヒットしてたからです。
ナース経験が何年かあっても、やっぱり採血が苦手で・・・
でも、コツをつかんで、がんばらないといけないですね。
うちの職場でもおばちゃんナースはとっても採血が上手です。
技術を盗むようにしないといけないですね。
がんばってみます。
ありがとうございました。
94
おはようございます。
またお邪魔します。

いますよね?。「その道のマイスター」。
SHIOはその様な人に出会ったときは、「見て」「わからなければ、教えを乞う」様にしています。
昔いた会社で「仕事は見て覚えろ」と教わった事もありますが、相手は「その道の先達」な訳ですので、その前には、歳もキャリアもプライドも関係ありません。
部下にも「余計な面子は捨てろ!」と教えていますが、なかなか難しい様ですね・・・。

ところで、今日は会社の健康診断の日でした。
してきました。「採血」「透視前の注射」・・・(汗)。
「じゃ、はじめますね。肩の力抜いて下さい。」「・・・・・。」
・・・とたんに、挙動不審になるSHIO。
「終わりましたよ。」「・・・・・。」
身動きひとつしないSHIO・・・。
いや、看護師さんはとても丁寧で上手だったんです。
でも、子供の頃から未だに正視出来ないんです。「注射」(涙)!!。
看護師さんは、ちょっと困ってたみたいです。
会社の同僚には、「子供じゃないんだから(苦笑)」・・・・仕様が無いやん。

「看護師さん、ごめんなさい。別に痛い訳では無いんですよ。ただ怖いだけなんです。注射(泣)・・・。」

95
採血は何度やっても余り上手ではありません。勿論ルート確保も・・。何年やってもやっぱり下手は下手て事みたいで悩んでいた時期もあります。でも最低限しない訳にはいかないので頑張りました。それと自分の体調にも関係しますのでかなり失敗が多い時もありました。相性もあると自分が患者になって思うようになりましたがそれでもやっぱり言い訳はできないですよね。今はどちらかというと患者なので細い血管で取りにくいのは分かりますが探られると必ず血管迷走神経反射で気分不良になります。
96
> みーちゃんちさん

本当ですね!ブログテーマがブッキング!偶然にしても嬉しいことです!そしてご訪問有り難うございますVv採血は、オバチャンナースの指導(?)を受けていて思ったのですが、ちょっとした差が上手いか下手かをわけるみたいなのです。だからとにかく見て、まねて、技術を盗むのが手っ取り早いかもしれません!理論でわかっても、実践は全然違うんですよね。だからこればかりは見てまねろだと思いました。お互い、採血頑張りましょう!
98
> SHIOさん

採血、お疲れ様です。SHIOさんも注射が怖いんですね・・・フフフ。私も注射は大嫌いです。
採血マイスター、いるんですよ、本当に。上手いんですよね。だからそういう人の技術をぜひ自分のものにしたいと思います。そのためにはプライドなんかっ!!!って思うんですけれど、最初はプライドが邪魔をしました。今、考えれば、一体何のプライドだったのか?と思うのですが。
技術を学ぶにあたり、一番大切なのは、やっぱり素直さと謙虚さだと思います。ありのままを見てアドバイスは素直に受け取る、そして分からない時は謙虚に教えを乞う。大切なことですよね。でも・・・世の中斜め読み傾向な私にはやっぱり時としてなかなか難しいのでした!改心、改心。
99
> ぱのさん

そうなんですよね!採血の好調、不調って自分の体調が関係するんですよね!不思議、不思議!ダメだって思うときとかは、立て続けに失敗したりして、自信喪失茫然自失状態になることもあります。反対に、難しそうな血管が続いても、なぜか採れるって思える時があって、順調順調順風満帆な場合もあるんです。
あと患者さん側の心構えも大切ですよね。「怖い~失敗される~」って思っていると、血管って不思議なことに引っ込んでいきます。だから採血の時は患者さんにも協力してもらうようにしています。「自信のある血管を出してください」「絶対採れるって一緒に祈ってください」「血管頑張れって応援して下さい」と。こんなことをいうと患者さんは「ええっ?!」って言いますが、意外とこれ効くんですよ!
・・・探るのはタブーですよね(恐)私もおそらくそんなことをされると卒倒します(笑)
100
注射の怖いSHIOにとって、採血でも注射でも、「痛くない」って事は重大な事です。
「上手な看護師さん」は、若い、ベテランは関係ない印象があります。
「上手な看護師さん」は普通にやっても「痛くない」んですけど、SHIOが硬直するので声をかけてくれる看護師さんもいましたね。(何せ、消毒される前から挙動不審になるので・・・。手間のかかるひとですよね。)
「何、良か大人が注射怖いと?。そがんでどうするね。しゃんとせんね!。そがん意気地の無いもんは、モテんばい。」(説教?されている内に完了)、「苦手はしょうが無かですよね。痛く無いようにしますもんね。ほら終わった。」(慰め?)、「そんなに怖がらんでも大丈夫かですよー。すーぐ、終わるけんねー。ちょっとチクってするばんてん、痛く無かでしょ。は~い、終わり!。」(応援?小児科状態?)等々・・・。
上手な看護師さんに声をかけて貰って受けた注射は、不思議に気がついたら終わってたりするんですよね。
これって、「言霊」?。
でも受ける方からすると、結構効くんですよ「ひと言」。(SHIOが単純なだけ?。)
「・・・探るのはタブーですよね」。逆に←な事された日にゃ、爆裂するかも・・・・。

「すみません。思い入れが深いもんで、引っ張っちゃいました。」
102
> SHIOさん

そうなんですよ!看護師から注射を受ける時の絶対条件は「痛くないこと」ですよね。いくら笑顔が優しくても、対応が良くても、注射が痛かったらどうにもならないですよね。痛みは物理的に痛いというだけではなく、心理的に痛いというのが大きく関係するので、「言霊」はあると思います。SHIOさんが単純なんんではなく、きっと真理を言い当てているんだと思います。「あれ?看護師さん、いつ刺したの?」そのくらいのマイスターになりたいと思います。
・・・しかし・・・SHIOさん、そうとう注射嫌いですね(笑)フフフ・・・引っ張り、全然OKですよ★
104
さすがに、この歳ではありえませんが・・・・。
幼稚園の頃は「泣くは、叫ぶは」どころか、「予防接種開始⇒SHIO脱走⇒SHIO潜伏するも、先生たちが捜索SHIOを捕獲⇒先生総出でSHIO拘束⇒お医者さんが強制執行(それも暴れて足に・・・)」なんて「恥ずかしい」記憶が・・・。
今は、せいぜい「そっぽ向いて、目をつぶって、注射の事を考えないようにして、状況が過ぎ去るのを待つのみ」です。
105
> SHIOさん

そうですね。注射・・・キライな人にとっては本当に逃げ出したくなりますよね。私はいまだに自分が注射を受ける時(かれこれ、受けたのは3年くらい前ですが)は、誰かに思いっきり掴まって、状況が過ぎるのを待ちます。そのくらい注射は嫌いです。他の人に刺すのは大丈夫なんですけれども・・・悪魔ですな。
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