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怖い先輩様

「あの先輩怖いよね~」なんて時々噂しますが・・・
私の中で、究極に怖い人は看護師の先輩であるMさんです。

怖い・・・にもいろいろあるんですが、Mさんはいわゆるキレる人。
キレるっていうのは、いきなり怒り出すというほうのキレるではなく
人を観察する力がすごくて、本心を見抜かれる感じのする人。
もちろん、仕事も超できる人なんです。

Mさんとの出会いは衝撃的でした。
後ろから肩をたたかれて「アナタさ、姿勢悪いんだけど」でした(爆)

minins73.gif

それはそれはビックリしました。
確かに背が高いのが嫌で猫背気味だったんですけれど
そんなことは初対面であまり面と向かっていわないですよね?
それをズバッといってくるあたり、今考えるとさすがMさん(恐)

しかも後輩達に向かって一言。
「ニコニコ、ヘラヘラ、うわべ笑顔で優しいだけの看護師は
うちにはいりませんので、そのつもりで」

怖い~~~っ。怖すぎますよね。こんなこと言われちゃったら!

ある日、患者さんへ現在の病気の状況に対するムンテラがありました。
患者さんがご自分の病気や今後のことをどのように考えているかを
医療者側が把握することは、治療方針を決めていく上で
とても大切なことでした。
でも患者さんの病状はとてもシビアで、治療をしても悪くなる一方。
医療者側に対しても、少し不信感や苛立ちを感じている様子でした。
プライマリーだった私は、患者さんの思いを受け止めていく立場
だったのですが、経験も浅く、雰囲気的にも気まずくて
患者さんに思いを聞くことができませんでした。

いや、できなかったのではなく、たぶん、しなかったんだと思います。
答えられないような問いをぶつけられたら困ってしまうと思ったから。
文句などを言われて自分が嫌な思いをしたら、嫌だなと思ったから。

するとMさんがナースステーションに戻ってきた私に一言。

minins74.gif

「アナタ、逃げたね。今、絶対に踏みとどまらなくちゃいけない所だったのに」

もうその瞬間「見透かされたっ!」って思いました。
それでも頑張って言い訳。「もう少し信頼関係ができてから・・・」
するとMさんは、またまた一言。
「そんなこと言ってる人は、この先いつになっても同じだよ。
今を逃したら、絶対にあの患者と信頼関係は築けないよ。
今聞けなくていつ聞くの?!死ぬ気で行って来い!!!」

もう、ビックリして、ビックリして、ビックリして!
でもそのまま患者さんのベッドサイドにいって、思いを聞くことができました。

「患者さんに対して、こっちだって真剣なんだよって姿を見せて。
いつもと同じ笑顔で、同じように接するんじゃなくて
時にはすっごく真剣な顔をして『お話してもいいですか』って接してみて。
相手に、こちらの真剣さが伝わらなきゃ、信頼関係なんていくら
時間が過ぎたって、出来上がらないんだよ」

Mさんの言葉をきいて、脳天から雷が落ちたような衝撃をうけました。

嫌なことは避けて、核になる部分に触れないようにして
なんとなく不可をなくして、事なかれで仕事をこなして
いつもニコニコしていると、なんだかそれで済んでしまうことってありませんか。
・・・でも、それじゃあダメ。
人間と真剣に向き合うって、そんなに簡単なことじゃない。

「サービス業の接客をしてるんじゃない。看護師をやってるんだよ」
「病気に接してるんじゃない。人間に接してるんだよ!」
・・・Mさんの口癖です。

とても怖いMさん。今は滅多に会いませんが
もし会ったら何を言われるかと毎度ドキドキバクバクします。
Mさんと会うと必ず言われること。
「アナタ、伸びてる?成長、とまってない?
まあいいかって流されたら、そこでストップだよ」
いつ聞いてもキビシイお言葉。胸がイタイ・・・。

でも私にとってMさんは一番尊敬する看護師さんなのでした。
私の猫背の改善もMさんのおかげです。
・・・ついでに性格も矯正してもらえないかな・・・。

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Comment
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こんばんは。
私のコメントに返信頂き、うれしくなってしまいましたのでまたお邪魔します。
「先輩」それも、有る意味「強烈な程の・・・」。
技術職である私には、その時々において「師とも言える先輩」と出会ってきて、私自身に多々の影響を与えられてきましたが、数年前FK県に転勤してきてその決定版とも言えるK氏と出会いました。
初対面ではなかったのですが赴任最初の会話は、「SHIOさんは、何が出来るん」、私の返答を聞いて、「ここで出来る仕事は、無いよな~。」!?。
正直、そこそこの経験を積んできていた私は、「喧嘩を売られとるんやろうか?。」と思いましたが・・・。
「あなた(お客様も含めて)も真剣。私も真剣」、「頭は、使わんとな~」、「お前の肩には、協力している人たちの生活も乗っかっとるんよ」が口癖のその先輩は、その時の私の技量を測って、「もっと気張らんか!!」と思っての激だったようです。
基本的に「面倒見が良く、やさしい?」その先輩は、反面、「思慮が薄い、進歩が無い、後ろ向き/消極的」と判断した場合は、容赦がありません。「何も考えて無いんやない?(怒)!!!」。(社内でも切れ者で圧倒的な存在感を示す人ですので、その圧力は半端じゃありません)
実は今の上司だったりしますが、そう言う先輩を持つ事は、仕事をする上で有る意味「すごく幸運!!」と思います。
時としてものすごく疲れますが・・・。
SHIOも「先輩としてかくありたい」と思いますが、まだまだ修行が足りません。

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>SHIOさん

すばらしい上司をお持ちですね(嬉)!そういう人が直接的に自分の上にいるというのは、仕事をする上でも、これからのキャリアを考える上でも、すごくすごく素晴らしいことだと思います。
初対面での対応は、やっぱりドギモを抜かれますよね(笑)本当に「強烈な程の・・・」ですね!でもSHIOさんの能力をきちんと推し量った上でのお言葉で、もっと上へ、もっと上へと引っ張り上げてくれていたんですね。SHIOさんのことを、そこで折れてしまわない人だと思ったから、言ってくれたのではないかと思います。そしてSHIOさんもそれにきちんと応えている!ロールモデルがいるということは本当に幸運★ですよね。
私も・・・そんな先輩になりたいなぁ・・・と思うのですが、何しろチキンハートなので・・・(悲)また素敵な上司さんや看護とは異なる技術職場のことを教えてくださいませ。
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ご訪問いただき有り難うございます。当ブログはナースyoyocoの日常を綴った”勝手に看護覚え書”です。ほぼ自己満足で出来上がっており、医療に役立つ内容にはなっておりません。日々働く中で考えたこと、感じたこと、そして周りの楽しい仲間達について、私的視点から描いています。興味のある方はどうぞご覧ください。

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