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学生うさぎの本音

実習が終わった学生うさぎさん達とお話。

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『今回の実習はすごいよかった!』
という声が複数から聞こえたので
「へ~、何が良かったの?」
と聞いてみました。

すると
『病棟がよかった』
『看護師・指導者さんがよかった』

そうなんだ。なるほど。
で、具体的に病棟や看護師さんの何がよかったの?

『朝や帰りに挨拶をしたら、私達の方を向いてくれた』
『忙しそうだったけど、〇分待って!と指示が的確だった』
『〇分後には戻ってきて、報告を聞いてくれた』
『答えはくれないけれど、導いてくれた、一緒に考えてくれた』
『看護師さんがなぜそう考えるのか、説明してくれた』
『たまに気にかけて、学生に声をかけてくれた』

『看護師さんたちが患者さんに対して優しかった』
『認知症の患者さんにもきちんと対応していた』
『看護師さんが患者さんのために一生懸命だった』
『看護師さんの技術がすごかった。患者さんが気持ちよさそうだった』
『患者さんが看護師さんの名前を覚えていた』

etc... etc...
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場所は急性期病棟。看護師さんたちも大忙し。
忙しさのあまり学生うさぎさんとの時間が取れなかったり、
口調が荒くなってしまう場面もなくはなかったハズ。

何か特別なよいことがあったわけでもない。

よく見てみれば、学生うさぎさん達が「良い」と言っているのは
なんだか至極、当たり前のことばかり・・・。

でも学生うさぎさん達の喜びの様子を見ていたら
この当たり前の対応が、日頃、できていないのかな…と。
やっているつもりでも、そこに初めて入ってきた人には
そう感じられない雰囲気なんだろうな…と。
看護師の患者さんへの対応が、
患者さんを尊重できていないと
感じさせることも多々あるのだろうな…と。

もちろん、学生うさぎさんたちが感じ取れない部分は
たくさんあると思いますし、誤解もあるかも知れませんし、
看護師が患者さんにただ優しくすればよいわけでもないので、
学生うさぎさん達の意見がすべてだとは思いません。

看護師だって頑張っているのですから(笑)

でも、こうやって入ってくる外からの目の意見は
とてもとても重要なものだな~と思います。

当たり前のとても小さなところに
実習うさぎさんの実習満足度もあるんですね。


ジレンマな気持ち

臨床現場には
たくさんの倫理的ジレンマがあります。
そこは正義の倫理とケアの倫理が
存在する場所だから。

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もしも
一生懸命やることで
患者さんの命が助かるのならば
力一杯精一杯!何とかしたいと考えます。

けれど
一生懸命やることが
患者さんを苦しめ傷つけるだけならば
これでいいの?本当に?という気持ちになります。

だけど
一生懸命やることで
患者さんの周りが救われると言うのならば
やらなくちゃ!がんばらなくちゃと考えます。

絶対的な正解はどこにもありません。
これは価値感の問題で、
善し悪しは一概に決められない。
だけど、矛盾を感じることがたくさんあって、
いつもどうしたらいいのかと思い悩みます。

だから
一生懸命やることが
患者さんと周りの望みならば
それがいい…それでいいと考えます。

私の価値観とは異なるけれど、
気持ちと行為は矛盾してしまうけれど、
大丈夫、大丈夫と考えます。

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上記はなんのことを言っているの?
そう思われた方もたくさんいると思います。

これは、心肺停止で運ばれてきた高齢者に
CPRを行った時に感じたことです。

年齢的には大往生。
おそらく老衰であろう死に対して
CPRを続けることのジレンマ。

自分のおじいちゃんと重ねては
「もしおじいちゃんがこういう状況だったら
私は、おじいちゃんは、蘇生を望むんだろうか?」
そんなことをいつも考えます。

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医療者側からみたら大往生、または老衰。
でも何を根拠に大往生か、老衰かと言われたら
その根拠はありません。

家族は生きてほしいと願うかもしれない。
患者自身も生きたいと願っているかもしれない。
医療者側が勝手に、大往生だ、老衰だと
考えているだけかもしれない。

助けられるものならば助けたい。
まったく元どおりに治ってくれるのならば。
助けられるものならば助けたい。
でも、蘇生後脳症などになってしまったら…。
そしてそこからまったく回復しなかったら…。

回復しなくても、患者さんがそこに存在することに
救われる人も、支えを求める人もいて、
回復だけがすべてではないのかもしれない。

だけど、ここ(三次救急)に連れてこられなければ
お布団の中で安らかに逝けたのではないか?

患者の望み…。
そして家族の望み…。
もっと広く周囲の人の望み…。
一緒であることもあるし、異なることもあります。

心臓マッサージの不可抗力によって
肋骨が折れる音を聞きながら
涙が出そうになりました。

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助けたい、でもそれが本当にベストなのか?

看護師だけではなく、医師たちも考えています。
助けることと諦めることの狭間で。
そしてもちろん患者さんの周りだって考えています。
助かることと諦めなくてはならないことの狭間で。

そしてそれは…高齢者だからなのか?

高齢者医療の倫理。
難しい問題です。

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専門用語の重要性

説明などをする際、
看護師は個々の患者さんに合わせて、
理解度を確認しながら説明をします。

「胸腔ドレーンの排液の血性度が強いので・・・」
それで通じる人もいます。

「胸に入っている管からでてくる液が
まだ血液みたいだから・・・」
これで通じる人もいます。

「この胸のところから出ている
ビヨ~ンっていうホースみたいなやつね。
ここからでてくる液が、まだ赤いんですよ。
血がでてきているんですよ。」
こんな風にいったら通じる人もいます。

要するに、
専門用語を少なくすればするほど、
文章は簡単だけど、長くなっていきます。
つまり専門用語というのは、
長く説明しなくてはわからないような状況を、
一言で言い換えてくれる言葉であり、
その一言が発せられれば、
その言葉が何を表しているかを、
専門職者なら理解できるための共通概念だといえます。

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臨床にいて、看護師同士が話をするとき、
専門用語がなかったら大変です。

「Aさんの右の胸からでているホースみたいなやつから
まだ赤い血みたいなやつが、1時間に50ml出ています。
でも、胸の中に血液が溜まっているのは
よくなってきているそうです。
後で消毒してガーゼを取り替えて
テープを貼りかえるそうです」

『Aさんの右胸腔ドレーンからは、
血性排液が1時間に50ml出ています。
しかし血胸は改善傾向だそうです。
後で包交します』

報告は半分ですみます。
たぶん記録への労力も半減します。

だからこそ
専門用語をきちんと使いこなせることが大事ですし、
その専門用語の概念を
きちんと把握していることが大事なのだと思います。

専門用語は専門職種間の共通言語!
難しい言葉も多いけれど、
この世界(医療)で生きていく上には
必須アイテムであるとも言えます。

専門用語⇔その用語の表す意味(概念)
これが行ったり来たり自由にできるようになると
患者さんに説明するときは、噛み砕いて説明できるし、
平素な言葉を専門用語にして話すことも
できるようになるわけですね。

でも意外と意味が曖昧なまま
使ってしまっていることが多くて、
看護研究の度に、言葉の概念にぶち当たって
玉砕している今日この頃です…。

お薬の名前

そろそろ花粉が飛ぶ季節です(泣)
今年の花粉の飛散量はスゴイとか…。
憂鬱な時期到来です。

耳鼻科でいただいた内服薬は「アレロック」。
「アレ?」なんてなんだか効かなそう…そう言ったら、
耳鼻科のお医者さんが
「アレルギー+ブロック=アレロック。効くよ!」
と教えてくれました。なるほど。

薬剤名というのは、良く考えると面白いものですね。
実はとても考えて名づけられていて、意味がある。
名づけ親は天才です☆

薬剤名の由来を理解しながら覚えると
面白みが増しそうですね。

薬剤名は外国人のお名前のようでもありますね。
私は某RPGのパーティに
クラリス/ロペミン/ガスター/リスミー
と名づけて、遊んだ記憶があります(笑)

今度そんな機会があったら
ワソラン/ベイスン/ヒビテン/イノバン
あたりにしてみようと思います。
なぜか?最近身近によく聞くからです(笑)

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ご訪問いただき有り難うございます。当ブログはナースyoyocoの日常を綴った”勝手に看護覚え書”です。ほぼ自己満足で出来上がっており、医療に役立つ内容にはなっておりません。日々働く中で考えたこと、感じたこと、そして周りの楽しい仲間達について、私的視点から描いています。興味のある方はどうぞご覧ください。

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